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ドラマ 詳細データ怪談雪女(怪談・雪女)

木こりである父・茂作(北町史朗)と山へ出かけた巳之吉(山本裕之)は、途中の川のそばにある渡し守の小屋で一夜を明かすことになるが、そこで妖怪・雪女が茂作の精気を吸い取り命を奪う様子を覗き見てしまう。雪女は、巳之吉に事実を口外すると命はないと言い含めて去って行く。…後年、父の跡を継いだ巳之吉(天知茂)は、京の都への道中で行き倒れていたお雪(村松英子)を助け、和尚(北見治一)の許しを得て夫婦になる。二人の間には定吉という男の子が産まれ、さらに十年が経った。茂作の命日に、定吉(山本龍二)から「祖父はなぜ死んだのか」と聞かれて巳之吉は言葉を濁す。ある日、定吉が高熱を出し、巳之吉は薬草取りの源太(稲吉靖)を連れて来ようとするが、その間にお雪は白髪の妖怪に変身して定吉の熱を冷ましていた。山ごもりの季節が訪れ、巳之吉に同行することになった定吉が庄屋から聞いたという雪女の噂を怖がるので、お雪はそれを強く否定する。山ごもりの前夜、些細なことからお雪と口論になった巳之吉は、お雪が今でも京へ行きたいと考えているのではないかと疑いを持つ。翌朝出発した巳之吉と定吉は、渡し守の小屋で泊まることになるが、そこへお雪が現われる。巳之吉に持たせた団子の中にネズミ獲り用の団子が混ざっていたように思い、心配で追いかけて来たのだという。自分を殺してまで京へ行きたいのかとまで考えた巳之吉は、山から帰ったらお雪に本当のことを尋ねようと決意する。しかし、巳之吉たちが山から帰ると、お雪の姿はなく、定吉がまた熱に浮かされる。そこで巳之吉は和尚や源太に幼い頃に遭遇した雪女のことを話してしまう。巳之吉の前に現われたお雪は約束を破った巳之吉を殺すと言い出すが、愛しい定吉のことを考え、自分自身を消滅させることで巳之吉や定吉の命を守るのだった。【以上、文:市村】1979/09/19、水曜21:00~21:54に『日本名作怪談劇場』の一編としてもオンエアされている。【演技者…役名】「天知茂…巳之吉(木こり)、北見治一…和尚(巳之吉の親代わりの僧侶)、稲吉靖…源太(巳之吉の旧知の薬草取り)、山本龍二…定吉(巳之吉の息子)、山本裕之…巳之吉の少年時代、北町史朗…茂作(巳之吉の父。木こり)、村松英子…お雪(巳之吉の妻になる女性。実は雪女)。【この項、文:市村】」【データ協力:市村】
キー局 12CH 放送曜日 放送期間 1970/09/26~1970/09/26
放送時間 21:00-21:56 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 日本怪談劇場(第13回・最終回)
主な出演 天知  茂村松 英子北見 治一稲吉  靖稲吉 靖司)、山本 龍二山本 竜二)、山本 裕之北町 史朗北町 史郎北町 嘉朗)、(協力・天知茂プロダクション)
主な脚本 宮川 一郎
主なプロデューサ 神山 安平東   陽
主な演出 (監督・土居 通芳)(監督補・唐  順棋唐沢 二郎早坂  紘早坂 絋清))(助監督・岡野  敬)(監督助手・鹿島 章弘)(記録:大内田君子
原作 小泉 八雲ラフカディオ・ハーン
局系列 TXN
制作会社 (制作:東京12チャンネル)
制作 (制作担当・矢島  進)(制作主任・藤倉  博)
音楽 牧野由多可、(録音所:日本録音センター)(効果:協立音響
撮影技術 秋山 海蔵、(照明・仲村 文悟)(録音:大野 久男)(編集:神島 帰美)(撮影助手:宇賀  節)(照明助手:藤本 慶二)(現像所:横浜シネマ
ビデオ DVD:発売元不明
美術 鳥居塚誠一、(装飾:沖村 国男高津美術)(かつら:山田かつら)(衣裳:東京衣裳)(大道具:美建興業)

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