• 水色
  • 緑
  • 紫
  • オレンジ
  • 赤
  • 小
  • 中
  • 大

ドラマ 詳細データ怪談 宵宮雨(怪談・宵宮雨、怪談宵宮雨、よみやのあめ)

罪人として捕えられ晒しものになっている破戒僧・竜達(中村勘三郎)のそばに女の幽霊がいるという噂が立つ。その竜達を引き取ったのは貧乏長屋で暮らす甥の太十(伊藤雄之助)。しかし竜達が長屋に来た頃から、太十の女房・おいち(阿部洋子)たちが女の幽霊を目撃するようになる。竜達の話では、寺で自殺をした後家のおえん(市川和子)の霊なのだそうだ。そんな竜達は、太十に寺の庭に埋めた百両を掘り出して来てほしいと依頼する。人目をはばかるため夜に出かけた太十は、苦労をして金を掘り出し戻って来る。翌朝、竜達が礼金を二両しか出さなかったことから太十は怒り出す。太十は竜達が花屋の娘に生ませたおとら(黒須薫)という娘の面倒を見ていて、その養育費も合わせて三十両を請求するが、実はおとらは、太十が借金をしている医師・久庵(松本克平)の元に奉公に出されているのだった。しかし、おとらは久庵の元から逃げ出し、死ぬことを考えていた。おとらが戻らないのなら、借金を即刻返すように久庵に迫られた太十は、居酒屋で出会った薬売りからねずみ取りの薬を入手、なまずの鍋ものに薬を入れて竜達に食べさせる。その時、おえんの霊が現われ、不気味な笑い声を上げる。毒の作用で醜く様相の変わった竜達は死に、太十はその死体をつづらに入れて運び、川に投げ入れる。その時、身投げしたおとらの死体が上がる。長屋で太十の帰りを待つおいちの前に竜達の幽霊が現われる。戻った太十は、蚊帳に巻き付かれ悶死しているおいちを発見する。おとらの死体が川から上がったと長屋の桶屋の内儀・おとま(野中マリ子)から聞かされた太十は出かけて行くが、橋のたもとで竜達の幽霊に出会い、驚いた拍子に川へ落ち、川底深く沈んで行く。竜達の霊の後ろからおえんの霊が着いて歩いて行くのだった。【以上、文:市村】【演技者…役名】「中村勘三郎(17代目)…竜達(寺を追い出された破戒僧。太十の伯父)、阿部洋子…おいち(太十の女房)、黒須薫…おとら(太十が引き取っている竜達の娘。母親は花屋の娘だった)、中村山左衛門…徳兵衛(長屋に住む桶屋)、野中マリ子…おとま(徳兵衛の女房)、牧よし子…おきち(長屋の大家の内儀?)、沢田清…亭主、鷲尾愛里…おきん(おとらの荷物を持ち去ろうとする孤児)、大前均…取的(身投げしたおとらの遺体を運ぶ男性)、中村勘五郎…勝蔵、市川和子…おえん(後家の幽霊)、松本克平…久庵(太十が金を借りている〔サガチョウ〕の医師。おとらを預かっている)、伊藤雄之助…太十(長屋の住人)。【この項、文:市村】」【データ協力:市村】
キー局 12CH 放送曜日 放送期間 1970/08/29~1970/08/29
放送時間 21:00-21:56 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 日本怪談劇場(第9回)
主な出演 中村勘三郎17代目)、伊藤雄之助市川 和子阿部 洋子黒須  薫中村山左衛門野中マリ子野中 マリ)、牧 よし子沢田  清鷲尾 愛里大前  均中村勘五郎松本 克平、(協力:松竹演劇部、若波プロダクション)
主な脚本 冬島 泰三前出胡四郎
主なプロデューサ 神山 安平東   陽
主な演出 (監督:土居 通芳)(監督補:唐  順棋唐沢 二郎早坂  紘早坂 絋清))(助監督:岡野  敬)(監督助手:鹿島 章弘)(記録:大内田君子
原作 宇野 信夫
局系列 TXN
制作会社 (制作:東京12チャンネル)
制作 (制作担当:矢島  進)(制作主任:藤倉  博)
音楽 牧野由多可、(録音所:日本録音センター)(効果:協立音響
撮影技術 秋山 海蔵、(照明:仲村 文悟)(録音:大野 久男)(編集:神島 帰美)(撮影助手:宇賀  節)(照明助手:藤本 慶二)(現像所:横浜シネマ
ビデオ DVD:発売元不明
美術 鳥居塚誠一、(装飾:沖村 国男)(装飾:高津美術)(かつら:山田かつら)(衣裳:東京衣裳)(大道具:美建興業)

Tag Cloud

竜達 太い とら 中村勘三郎 長屋 久庵 おえる 宇野信夫 いち 幽霊 阿部洋子 黒須薫 市川和子 伊藤雄之助 野中マリ子 桶屋 後家 女房 掘り出す 冬島泰三 身投げ 徳兵衛 伊藤雄 花屋 松本克平 戻る 死体 現われる 運ぶ 上がる

リンクパーツ

直リンク用URL ヘルプ
引用パーツ ヘルプ


インフォメーション

クチコミ

ユーザレビュー

ドラマデータ提供