テレビドラマデータベース
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金曜ドラマ タイガー&ドラゴン |
2005/04/15〜2005/06/24放送
【制作】TBSテレビ【製作著作】TBS
【演出】金子文紀、片山修、坪井敏雄
【プロデューサー】磯山晶
【脚本】宮藤官九郎
【音楽】仲西匡【主題歌】V6「UTAO-UTAO」
【キャスト】
長瀬智也、岡田准一、伊東美咲、西田敏行、塚本高史、蒼井優、笑福亭鶴瓶、阿部サダヲ
テレビドラマデータベース2005年度(第9回)ドラマ総合ベストテン |
投票時のみなさまのコメントより
●クドカンのストーリーテラー振りに驚き、古典落語と現代劇が見事にシンクロしたラストの‘下げ’にも満足。リサ役の蒼井優ちゃんの回し蹴りに二重丸を。伊東美咲嬢の正しい起用方を見つけてくれたスタッフに感謝状を(笑)。スペシャル版との合わせ技で堂々の1位。(ウルトラマリンさん)
●まず、構造が「淋しいのはお前だけじゃない」の本歌取りで、かつ、毎回毎回、きれいに落語の本歌取りを決めてくれる。複雑にメタな構造を張り巡らして、ベタなヒューマンドラマで泣かす。奇跡のような作品でした。清水ミチコの漫才師の夫婦愛の回なんて、ぼろ泣きでしたもん。後半のヤクザな展開も、最初から織り込み済みやん。あたしゃ、10年に一度の作品だと思いますよ。これは。(小麦さん)
●多くの伝統芸能同様、落語の面白さはテレビ放送ではなかなか伝えきれないもののようです。それを私のようなパンピーにもわかる形に翻訳して、こんなに面白がらせてくれるんだから、有難いことです。(AOAOEさん)
●落語はいっぱいあっても、現代に持ってきて(しかも使える業界は裏稼業、裏原宿、落語舞台裏のみ)毎回きっちりオチをつけられるネタはそうはないのではないでしょうか。毎回楽しみでした。(つきさん)
●好きな落語がこんな形でドラマに・・。落語の話をストーリーに沿って当て書きすると言う宮藤官九郎は凄いなー。うまいなー。長瀬君の落語家が上手になっていくのが楽しかった。西田さんはさすが。ただ最後のあたり、殺人や暴力シーンが中心になっていって違和感あり残念。(khtatuさん)
●今までの宮藤磯山作品のような勢いはなかったが、人情話に挑戦し成功。岡田の存在感のなさが惜しい。(初おさん)
●ぶっっっほぅ(by虎児)。もーなんかわかんないけど好きっす!T&Dさいこっす!!ちっす!!!(まめぞうさん)
●単発だったモノをちゃんと連続ドラマに置換して久しぶりに「毎週金ドラ!」とゾクゾクさせてもらった。(剛士さん)
●落語家とヤクザの二つの顔の使い分けがよかった。西田さんやっぱり上手。ストーリーも1話ごとの落語でおもしろかった。(きりちゃんさん)
●落語と現実の交差が、上手い。毎回、毎回、よく出来てるなーっと感心していました。一番好きな回は、「厩火事」。 何が本当で、何が嘘だったのか、どこまでが分かっている事で、どこまで分かっていなかったのか、それを視聴者に預ける形で終わったラストに、非常にやられました。笑いながら、遺影になる【まりも】のシーンは、ぶっさんの遺影にも通じる、悲しさと笑いがありました。泣けたなー。惜しむらくは、タイガー&ドラゴンという冠を付けながら、主役が完全に虎に偏ってしまっていた事でしょうか。竜ももっと上手く使ってくれていれば、文句なく、一位にしたと思います。(みみやさん)
●「僕の〜」や「マンハッタン〜」よりもクドカンらしさは薄れていましたが、やっぱりクドカンの脚本が役者を引っ張っていってました。落語とストーリーの融合だけでなく、下町という舞台を生かした人情や、新宿流星会の面々の気持ちもしっかり書いていたところに、クドカンの上手さが光っていた。特に人情という部分では、父親のいない虎児、父と仲たがいを起こした竜二、そして師匠で有り父親のどん兵衛との絆の書き方は本当に上手かった。(東京セネターズさん)
●2005年のドラマで真っ先に名前が浮かんだのがこの作品。毎回毎回のアイディアも見事で、虚実入り乱れた展開に飽きることがなかった。役者陣もクドカンワールドの住人になるのを楽しんでいるかのようだった。(法水さん)
●時々、落語と絡めるのに強引すぎる所もあったような気もしますが、それを差し引いても、新しいドラマの形の一つだったのでは。そういうオリジナルで挑戦する部分は評価したいし、私は好きでした。蒼井さんの蹴りも楽しみだったな♪(えむえむさん)
●どの回もうまく出来てたわけではないと思うが、古典落語を紹介しつつ、その内容とリンクしたドラマが進む構成が楽しかった。もう一度見直したいな〜と一番思う作品(と思ったら、再放送が始まるんですね♪)。(いたぞうさん)
●従来のクドカン作品よりパワーとスピードがないけど相変わらずのキャラのたちっぷりとストーリーの組み立ての素晴らしさ。すごい。(おかちさん)
●現代と江戸時代と落語の3つが混在して描く。難解で、お手上げだ。でも最後にサゲが決まると大喜びだった。クドカンさんは凄い。好きなのは「厩火事」。今でも泣けます。その後ドラマ全開、MVPは西田敏行さんです、なくてはドラマは成立しません。(うーやん★さん)
●ワイルドでおバカな長瀬くんがかわいくもカッコいい。ジャニーズなのにヤクザ。だけどピュア。でも粗暴(爆)この人にこんなことを、とかどこから連れてきたのこの役者、といううれしい驚きが毎回ありました。一つのドラマの中で現代と江戸を行ったり来たりする手のこんだ脚本を形にする心意気もよし。毎度ながら女優を加工・再生するのが上手。(美々庵さん)
●落語を題材としたせいか、「木更津」や「マンハッタン」にあったサブカル臭が薄まり、より間口の広いエンタテイメントに仕上がっていたと思います。シリアスとギャグのボーダーレス化も、ここに極まったという感じで最高に楽しめました。脚本としては、クドカンの最高作といってもいいのでは。(デュアンさん)
●毎度毎度おもろい変化球を抛ってくれますねー。クドカンさんってなにげに巧みなジャニーズ遣い。長瀬クンは「うまい」とは感じないんだけど本当「イイ!」んだよなー。サゲの時に浮かべる表情にやられましたよ。(ぐみさん)
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