【雑誌記事より】

　「週刊TVガイド」1966/01/21号（東京ニュース通信社刊）「出番です」より

『快傑黒頭巾』の主人公

　風雲急をつげる幕末の江戸を舞台に、勤皇の志士を助けて神出鬼没の活躍をする、御存知快傑黒頭巾は「下手は下手なりにやりました」と非常に控えめに語る。
　「まず最初に苦労したのは何といっても立ちまわりですね。監督さん（船床定男）が、“隠密剣士”流にスピードのある演出を、ねらいとしているだけに……。ボクは弱々しいイメージがあったようですが、今後は社会性のある役にもぶつかって、既成のイメージを打破したいと考えています」と話してくれた。
　スポーツはバスケットを高校時代にやり、現在はボウリングにこっているそうだ。アベレージは180というから、かなりの腕前。

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