投稿者 : ページ作者
冒頭、広い北海道の海をゆったり、じっくり、長めに描く。そこには時間の余裕が漂っています。「何が何でも、番組の途中から、ちょっとチャンネルを替えてやってきたチラ見の視聴者を引き止めよう」と言うような、切迫感はない。じっくり、この作品の世界に浸ってくれる視聴者にだけ観ていただきたい。そういう「潔さ」が伝わってきます。(5位)
投稿者 : デュアン
素晴らしい演技が、物語上の欠陥を克服したという稀有なドラマ。日本のドラマの「悪癖」である長台詞が、情緒過剰に陥ることなくリアルな心情告白たり得ていた点も、見事。母性を巡る問題の掘り下げも、それなりに深いものを感じた。芦田愛菜という天才子役に出会えたこともポイント高し。(2位)
投稿者 : ぐみ
男性スタッフが提起する「母性」への視線を、女性演者たちが色づけし匂いづけして創り上げた、そのドラマ空間に惹きこまれた。苦手の極みだった坂元脚本を、食わず嫌いせずに観て良かったです。(3位)
投稿者 : うーやん★
尾野さんと松雪さんと愛菜ちゃん、松雪さんと田中さんと高畑さん、そして酒井さんと赤ちゃんの5つの母子の物語だ。メインは虐待された愛菜ちゃんと、子供時代に傷をもつ教師の松雪さんの逃避行だ。ストリーの絡みが絶妙、キャラも妥当だ。中盤から破綻を心配したが、逮捕、裁判となり妥当な落としどころだ。田中さんは我が子の罪を庇って刑務所に入ったことが分かる説明台詞だけのボカシた描き方も妥当だった。演技は田中さんが抜群だ。喋らなくても、ポツポツとした喋りでも、優しさと覚悟した強さが伝わった。演技する素晴らしさを感じた。(1位)
投稿者 : つき
松雪泰子と田中裕子、二女優の魅力を余すところなく出した上に、丁寧に紡がれたお話でした。虐待というテーマは虚心では見られないものですが、淡々と描かれることで二倍恐ろしく感じられました。(2位)
投稿者 : 初お
お互い肉親を捨ててまでの人生の大きな決断なのになぜその相手を選んだかがお互い見えない。でもね、見る前思ってたのと違って、逃避行や虐待がメインのドラマじゃなかったんだな。そもそも誘拐する本人の環境が特殊すぎる。つまりタイトルの通り、「様々な」「母娘」を一連で見るってこと。ただ、総じて演者の演技は大仰。(2位)
投稿者 : LED
あんまり記憶力が良くなく、印象でのランキングなのでコメント書きません。