テレビドラマデータベース
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2005年度第9回
ドラマ総合ベストテン
皆さまの投票内容

ウルトラマリンさん
【名  前】ウルトラマリン
【タイトル】2005年 年間ベストテン
  02/28 10:04
 
 
【メッセージ】
投票します!

連続ドラマ部門
1:タイガー&ドラゴン(TBS)
2:慶次郎縁側日記2(NHK)
3:華岡清州の妻(NHK)
4:1リットルの涙(CX)
5:Mの悲劇(TBS)
6:七色のおばんざい(NHK)
7:いま、会いにゆきます(TBS)
8:がんばっていきまっしょい(KTV)
9:菊次郎とさき(ANB)
10:3年B組金八先生 第7シリーズ(TBS)

単発ドラマ部門
1:クライマーズ・ハイ(NHK)
2:大化改新(NHK)
3:冬の運動会(NTV)
4:ハルとナツ 届かなかった手紙(NHK)
5:広島 昭和20年8月6日(TBS)
6:恋する日曜日・文學の唄「晩菊」(BS−i)
7:きみの知らないところで世界は動く(BS−hi)
8:青春の門(TBS)
9:A STORY WITH MURANO Story−1− Alive(BSフジ)
10:ウメ子(TBS)

連続ドラマ
【T&D】クドカンのストーリーテラー振りに驚き、古典落語と現代劇が見事にシンクロしたラストの‘下げ’にも満足。リサ役の蒼井優ちゃんの回し蹴りに二重丸を。伊東美咲嬢の正しい起用方を見つけてくれたスタッフに感謝状を(笑)。スペシャル版との合わせ技で堂々の1位。
【慶次郎縁側日記2】今となっては加害者側と被害者側との赦しのあり方の印象が強い。しかし見落としていけないのは富くじにのめり込んで身を滅ぼした男を演じた佐野史郎さん(あたりくじ)や、万引きを重ねてしまう女を演じた古手川裕子さん(逢魔ヶ時)等の脇役陣。さすがでした。
【華岡清州の妻】夫に負けない、いやそれ以上の医師に育て上げる事に何のためらいも持たない於勝と、於勝に憧れて嫁となったものの自分の居場所を見つけられずに困惑する加恵。曼陀羅華の扱い方等の細かい部分まで考証に一切手を抜かず、壮絶な物語を作り上げられたのはある意味奇跡かも知れない。
【1リットルの涙】実話のアレンジには細心の注意が求められるが、基本的時間軸はそのままにオリジナルストーリーを多用する事で問題をクリア。難病と向かい合い受け入れるとはどう言う事なのか。それは下を向く事では無く明日を思い描く事。出来ない事を嘆くよりも今出来る事を喜ぶ事。ごく当たり前の事でした。
【Mの悲劇】亘と美沙の目にはあの事件はどのように映っていたのだろうか‥。ありふれた一つの暴行事件が見る人の視点によってまったく違って見えると言う心理トリックを巧に使い、立体感のあるミステリーに仕上がってました。誰一人として人を殺していないのに漂う緊張感も○。
【七色のおばんざい】総括の時にも触れましたが、構成の巧みさに驚かされました。幾つもの親子にまつわるエピソードを少しづつずらしながら同時進行させる。それでいてストーリーが混乱する事無く、最後には主人公の悦子(美鈴)が一度は捨てた息子との再会までをきっちり見せる。見事です。
【いま、会いにゆきます】タイトルの意味が分かって全てがつながった時のなんと言う充実感。車に乗るのも苦手と言う一種の不安障害(?)に悩む巧を見守る周囲の優しさと、緑いっぱいののどかな景色。優柔不断すぎて、つい背中を押してあげたくなる回想シーン。見ているだけで温かい気分に浸る事が出来ました。
【がんばっていきまっしょい】ボートに懸けた青春ドラマ。地方の進学校と言う設定が今一つ見えにくかったものの、悦ネェの一生懸命さと仲間達との友情が瑞々しく描かれていました。悦ネェが体力作りをしようと走り込みを始めたもののついついバスに乗ってしまうシーンや、図々しくもコーチにボートを買って下さいと頼み込むシーン。そうした子供っぽさもたぶんいい思い出話になった事でしょう。
【菊次郎とさき】なんと言っても‘ひのき風呂’の顛末だけで1話作り上げたり、テレビの周りに大人も子供も集まって(アパートの床が抜けるんじゃないかとヒヤヒヤしました)夢中になる時代性がコミカルに描かれていました。隣近所との垣根も低く今の私達が失いつつあるものを気づかせてくれます。
【3年B組金八先生】教育問題に熱心な余り、アドバルーン的な書き方をしてしまう小山内脚本を後半上手く整理した清水脚本についてのみの評価。ドラッグの扱いは難しいですね。安易に立ち直らせてもいけないし、救いが無いのも困る。かと言って学校の責任では無いからと切り捨てられる問題でも無い。一教師がそこまで面倒を見なければならないかはともかく、現実に今も起きている事に無関心ではいけないだろう。

単発ドラマ
【クライマーズ・ハイ】同局の底力を見せつけられた1作。墜落場所に事故原因。社会的影響の大きさと責任の重さに押しつぶされた形の佐藤浩市さん演じる悠木の苦悩ぶりが真に迫ってました。読者の声を巡っての上層部との熱い対立。心を癒すかのような登山。いつの日か原作を手に取ってみたいと考えています。
【大化改新】古代史は文献も乏しく、研究者によっても解釈の異なる世界。したがって史実うんぬんよりもフィクションと割り切って、彼等がどんな事を考えていたのだろうと想像する楽しさがある。今回のドラマは入鹿と鎌足の二人に焦点を置き、国を思うと言う事と太子の理念を重ね、古代ロマンたっぷりに作り上げられていて興味深かったです。
【冬の運動会】オリジナル版はたぶん見ていないはずなのに、すごく懐かしい感じがしました。今や死語となってしまった妾(本妻とは別に‘目に懸ける’の意)は愛人とは違う。そんな古風な女性を演じられるのは寺島しのぶさんぐらいかも。現代に置き換えても成立する家族の再生を普遍的テーマにして書いた向田さんはやっぱり凄い人です。
【ハルとナツ 届かなかった手紙】「大地の子」の満州開拓団もそうですが、どんなに言葉や映像で見せられても皮膚感覚で理解出来ないもどかしさはどうしても残る。見終わって普段の生活に戻った時に、ふと忘れてしまうことに私達は何の疑問も抱かない。でもこのドラマを思い出すたび、先人に恥じない生き方が少しでも出来たらと思わずに入られない。
【広島 昭和20年8月6日】戦争シーンを一切描かずに戦争の酷さを表現した事をまず評価したい。戦時下であっても人々は暗く沈んでいた訳ではない。でもそんな人々の笑顔や夢や希望、そして命を一瞬にして奪い去った原爆。ドキュメント映像を実に事務的に粛々と挟みながら追い掛けた構成の仕方にも注目。
【晩菊】恋日シリーズから迷った末に選んだのがこれ。悦子役に結城しのぶさん。守役に大倉孝二さんを配し、この二人だけでお金と年月が人を変えてしまう無常さを描き切った点を評価。美しかったと信じていた思い出が無惨に砕け散った時、魔法も解けたのかも知れません。
【きみの知らないところで世界は動く】初見が年末だったのでベストテンに組み込みました。和哉 カヲル ジーコ。この三人のかけがえのない時間を丁寧に追った珠玉のドラマ。親との確執、自分の将来、ほんの少し前まで確実にそこにあった友情。形は違えど誰もが通る道を痛々しい程の繊細なタッチで紡ぎあげていました。
【青春の門】炭坑 ボタ山 キャバレー 連込み宿。もはや時代劇とも言える戦中戦後の姿をほぼ原作通りに再現したスタッフと出演者の熱意に敬服。また織江役の邑野みあさんは彼女を於いて考えられない程の嵌り役。自立編も興味があるが映像化はやはり困難なのだろう。
【Alive】ドラマチックな演出 展開は一切無し。本上まなみさん演じる主人公の思い出を淡々と追い掛けるだけのイメージビデオ風なれど、何度も見返したくなる魅力あり。
【ウメ子】正直BS−i版の方が上。深田さん演じる現代パートが物語の流れを壊していた。大人びたウメ子とただ付いて行くだけのミヨの二人が微笑ましかっただけに残念。但し、ウメ子の家にあった洗濯機に‘愛妻号’(懐かし!)のロゴが付いていたのは皮肉が利いていてちょっとしたツボ。

個別部門

演出賞:金子文紀 片山修 坪井敏雄「タイガー&ドラゴン」高座の途中で江戸の長家のシーンに飛んだかと思えば現代パートにストンと戻る。時空を自在に泳ぎつつもテーマが振れていない所が凄い。

主演男優賞:佐藤浩市「クライマーズ・ハイ」見事でした。こういう歳の取り方をしたいものです。無理は承知です(笑)。

主演女優賞:鈴木杏「がんばっていきまっしょい」あまり垢抜けしていない女子高生(褒め言葉ですよもちろん)をきちんと演じられる人は他に思い当たりません。

助演男優賞:西田敏行「タイガー&ドラゴン」高座での雰囲気。小百合ちゃんとのやりとり。借金返済のシーン。貫禄です。

助演女優賞:長谷川京子「Mの悲劇」セリフが少なかったら良かった訳ではない(笑)。敵討ちのような前半から、誤解が解け罪悪感を持ち始めた後半への心理の変化をきちんと演じていました。

新人男優女優賞:選考せず。

脚本賞:橋本裕志「Mの悲劇」作品賞のコメントと重複するが、心理トリックの使い方が素晴らしい。美沙の行動を‘逆恨み’と思い込んだ人が多数いたことが何よりの証明。

企画賞:磯山晶「タイガー&ドラゴン」原作物が多い中、オリジナルで勝負。キャスティングも絶妙だし、古典落語の大胆な解釈で新たな分野を切り開いた事を評価。

主題歌賞:キラキラ「がんばっていきまっしょい」aikoさんのちょっと甘えたような声が潮風いっぱいの景色と青春ドラマ特有の甘酸っぱさにぴったり嵌ってました。

台詞賞:あれ?去年もありましたっけ?いっぱいあるとは思うんだけど、これはと言うのが思い出せずに‥。すみません棄権します。

個人的ワースト作品:好みに合わない連ドラは途中リタイアするし、単発ドラマは記憶から消去するので(笑)今年も選考せずとしようとした所、練馬さんのリストで思い出してしまいました。
理由 日テレバージョン
テロップは目障りだし、メイキングと予告編の合の子のような内容に終止イライラ。WOWOW版は見ていませんけど、原作をよく知るものとしては許せないドラマです。


最後に。下書きと推考を重ねましたが、それでも誤字 脱字 入力ミス 記憶違い等あるかも知れません、ご了承下さい。長々とおつき合い下さいまして有り難うございました。



(Gershwin Melody) フンだ!ワシがBS見れないの知ってていっぱい挙げたな。お礼に赤魚群攻撃をお見舞するで(笑)。 2006/02/28 21:13:31
(テッシー) ウチもBSデジタル放送映んないです(^_^;) 興味アリなドラマも多数あるのですが・・・。 2006/02/28 22:35:35
(ウルトラマリン) 地上波は連ドラ中心で見ているので、単発もの(2時間枠)をほとんど見ていない事情があるのです。それにBSデジタルは再放送も多いしね。 2006/03/01 00:06:12
(アール・ケイ) フンとか云いながらG氏はマリンさまが『金八』を入れてくれたことが内心嬉しいに違いない(笑)。『理由』は是非WOWOW版をご覧になってください(今回は費用は出しませんが(笑))。 2006/03/01 02:09:18
(小麦) うーむ、恋日のためにBSに入るべきか(笑)。 2006/03/01 09:27:55
(アール・ケイ) デジタル放送はムーブは出来てもダビングできないようなのでこういう場合不自由ですね(笑)。 2006/03/03 00:53:04

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