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2005年度第9回 |
| デュアンさん |
| 【名 前】デュアン 【タイトル】2005年度ドラマベストテン 03/07 01:08 |
| 【メッセージ】 こちらには初参加になります。 作品賞のみ投票させていただきます。 (連続ドラマ部門) 1. タイガー&ドラゴン ……落語を題材としたせいか、「木更津」や「マンハッタン」にあったサブカル臭が薄まり、より間口の広いエンタテイメントに仕上がっていたと思います。シリアスとギャグのボーダーレス化も、ここに極まったという感じで最高に楽しめました。脚本としては、クドカンの最高作といってもいいのでは。 2. 義経 ……タッキーの凛々しい存在感と華麗な映像美、大河ならではの重厚な雰囲気、DVDを買いたいと思った大河は初めて。ただ、タッキーのイノセントな佇まいが、天才軍師としての側面を疎外してしまったきらいがあるのが残念。そのせいで、人物としての深み、さらにはドラマとしての深みを今1つ欠いていたように思います。 3. 野ブタ。をプロデュース ……ここまで主人公に感情移入できたのは、いつ以来だろう。思春期の微妙に揺れる心理を通じて、ユーモアを交えつつ人間の心の「闇」をリアルに照射してみせた作劇が、圧巻でした。何よりもその「闇」を安直な綺麗事でごまかさなかった点に、最大級の賞賛を送りたいと思います。 4. 女王の教室 ……いわゆる良識的な価値観の欺瞞を暴いた点で、胸のつかえが取れるような爽快感がありました。問題作を世に問うスタッフの姿勢に表現者としての志を感じ取れたように思います。ただ、物語としては、ちょっとセンショーナリズムに依存し過ぎたきらいがなきにしもあらず。最終的に提示された結論も、ひどく保守的な感じがして、そのへんにテレビというか教育モノの限界を感じないでもなかったです。 5. H2〜君といた日々 ……あだち充の世界が、見事に実写ドラマとしてリアルに映像化されたことに拍手。マンガを実写化する際の違和感をいかになくすかという問題を実にうまくクリアしていた点で、マンガを実写化する際の1つのお手本とでもいうべき作品。最終回での三角関係のケリの付け方が、ちょっと中途半端だったのが残念。 6.エンジン ……キムタクのドラマでは久しぶりのアタリでした。キムタクを無理矢理かっこうよく見せようとするあざとさも少なく、キムタクの魅力がとてもいい感じで出ていたと思います。話としてはお約束のパターンではありますが、個人的にすごくツボでした。ただ、ヒロインとの絡みはもっと抑えめでも良かった気はします。 7.ドラゴン桜 ……「女王の教室」同様、型破りの教師によって社会的良識の欺瞞を暴くスタイルを取りつつも、学園モノとしてオーソドックスなスタイルを守っていた分、エンタテイメントとしてはバランスが良く、安心して楽しむことができました。阿部寛はハマり役だった。 8.ウルトラマンネクサス ……徹底してリアリズムにこだわったウルトラマンが、すごく斬新でした。これまでになくダークでシリアスな雰囲気、大河ドラマ的なストーリー構成、時代性を見据えたメッセージなど、評価すべき点は多々あるのですが、そうした新しい試みが、必ずしも成功したとはいえないのが残念。結果、子供向けにはシリアス過ぎ、大人向けにはちょっと綺麗事過ぎるという、中途半端な内容になってしまったと思います。 9、秘太刀・馬の骨 ……ちょっと異色の時代劇で、独特の雰囲気を醸し出す演出や役者陣の充実した演技、迫力の殺陣など、実に見応えがありました。何よりも登場人物が皆一癖ある者ばかりで、安直な正義をふりかざさないのが、とてもリアルで良かった。 10.花より男子 ……少女マンガの王道パターン(?)の強さを改めて思い知らされた作品。ともかく理屈抜きに楽しめました。マンガを実写化する際の違和感を「H2」のようには消しきれていなかったのが残念。学校内の描写とかはもう少しリアリズムにこだわってほしかった気はします。 とりあえず順位はつけてみましたが、上位3作に関しては、順位をどう入れ替えてもいいくらい、拮抗してることを一応申し添えておきます。 (単発ドラマ部門) 1、タイガー&ドラゴン(スペシャル版) ……連続ドラマで1位にしたので、こっちでは外そうかとも思ったのですが、やっぱりスペシャルはスペシャルで良かったので。 2.古都 ……全体的に台詞も少なく淡々とした内容で、ドラマというよりは映像詩といった趣向の作品でした。上戸彩も光っていたけど、主役は完全に京都の街の風景。その美しさにはただ見とれるばかり。民放のテレビドラマでこういう作品は、初めて観た気がします。 3、ハルとナツ ……堂々たる橋田壽賀子節に圧倒された作品でした。こういう登場人物の感情表現がベタベタな作品は、情緒過剰に過ぎて、個人的には嫌いなパターンなのですが、橋田壽賀子の「マジ」な迫力に、思わず引き込まれてしまった次第です。 4、unplugged ……主人公の自意識過剰ぶりが少々鬱陶しかったことを除けば、「ボーイ・ミーツ・ガール」の王道パターンの魅力を堪能させてくれた作品。ラストシーンは特に印象的でした。 5、いくつかの夜 ……老年の男の夢と現実との折り合いの付け方が、何とも切ないドラマでした。倉本聰がちょっと説教臭くなっているのとは対照的に、まだまだ山田太一は瑞々しい感性を失っていないことを確認できた作品。 6、終わりに見た街 ……オリジナル版は未見ですが、このリメイク版も、充分今の時代に通用するリアリティをもち得たと思います。現代の子供たちが、戦争下で軍国主義に染まっていくくだりなどは、今の方がよりリアリティがあるのでは。ただ、結末などに象徴されるメッセージは、もう少し踏み込んでも良かったような気はしました。 7、太宰治物語 ……生い立ちを時間軸に沿ってなぞるのではなく、人生の諸断片をコラージュ風に描くというスタイルが、この手の人物伝モノとしては、かなり斬新だったのでは。モノローグの使い方が実に効果的でした。豊川悦司もハマり役だったと思います。 8、大化の改新 ……歴史のうねりに巻き込まれてしまう主人公の運命と、プライベートなメロドラマとが、バランス良く描かれていて実に見応えがありました。個人的には木村佳乃の魅力を再発見した作品でもあります。 9、電車男・もう1つの最終回スペシャル ……「ギター男」の話は、個人的には「電車男」より泣ける感じでした。 10、トリック・スペシャル ……いいかげんもう食傷気味と思いつつも、結局は観てしまう。その中毒性の高さに一票。ただ、やっぱり話の作りが粗雑すぎるのでは。「トリック」の魅力がディテールにあるとはいえ、もう少し話をしっかり作ってほしい、と思うのはこれで何度目やら。でも、次があったら、また観てしまうのかな。 (テッシー) 「義経」は途中でリタイアしてしまいました(-_-;)(日曜は忙しいので・・・) 最初の遮那王と弁慶の戦いが個人的には観れただけでも良かったです(^_^;) 2006/03/07 03:53:17 (デュアン) 確かにあのシーンは1つのハイライトでしたね。でも、「義経」、他に挙げてる人、ほとんどいないみたいですね。ちょっと寂しい感じかな。 2006/03/08 00:57:35 |
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