テレビドラマデータベース
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2000年度ドラマ総合ベストテン |
| 古崎康成 |
| Mail:furusaki@j.email.ne.jp HomePage:テレビドラマデータベース(http://www.tvdrama-db.com/) |
| 選考委員プロフィール |
| インターネットサイト「テレビドラマデータベース」作者。昨年12月からはソニーITテレビ専用サイト「エアボードネット」(ジャストシステム)にもコンテンツを配信。書籍『テレビドラマ90'S』(ダイヤモンド社刊)、『TVドラマオールファイル90'S』(アスペクト刊)、雑誌『鳩よ!2000年12月号 北川悦吏子特集』(マガジンハウス刊)などに執筆(共同)。このほか、『月9ドラマファイル』(同文書院刊)など各種ドラマ書籍に資料協力。 |
| 連続ドラマ |
| 1位 ブランド 2位 玩具の神様 3位 ビューティフル・ライフ 4位 櫂 5位 やまとなでしこ 6位 お見合い結婚 7位 六番目の小夜子 8位 ストレートニュース 9位 リミット 10位 喪服のランデヴー |
| 上位4本はどれも1位にふさわしい出来映えだったが、あえてその中で一番世評にめぐまれていない『ブランド』を1位に据えた。 『ブランド』は一見、古くさいドラマ作りに見えるがその実は伝統を重視した作劇術の中に的確に作り手のメッセージを盛り込み成功している。ラストが今ひとつとの声も根強く私も同感だが、全体からみればその傷は軽微だ。『玩具の神様』は作るということの厳しさをとらえて感動的。『ビューティフルライフ』は北川悦吏子らしい台詞のすばらしさと淡々とした中で不思議な現実感が生まれているところに魅かれた。『櫂』は松たか子の好演もあって極めてきめ細やかな心のひだを描くことに成功している。 |
| 単発ドラマ |
| 1位 火曜サスペンス劇場/ぬくもり 2位 火曜サスペンス劇場/だます女、だまされる女 3位 TEAMスペシャル 4位 火曜サスペンス劇場/検事霞夕子(15)知らなかった 5位 土曜ワイド劇場/行きずりの街 6位 火曜サスペンス劇場/検事霞夕子(16)予期せぬ花束 7位 火曜サスペンス劇場/一度死んだ妻 8位 月曜ドラマスペシャル/危険な斜面 9位 火曜サスペンス劇場/切り裂かれた夫婦 10位 土曜ワイド劇場/相棒 |
| 2000年の単発ドラマには大したモノがないと言い切る人は2000年の「火曜サスペンス劇場」を見なかった人!。そう言い切ってしまっていいぐらい昨年の「火曜サスペンス劇場」は目もくらむような佳編ぞろいだった。とりわけ9月から11月にかけての作品群は粒ぞろい。特撮ファンの間では『帰ってきたウルトラマン』の1971年11月に放送された傑作群を指し「11月の傑作群」と呼ぶことがあるそうだが、昨秋の「火サス」はこれをほうふつする。「火サス2000年秋の傑作群」として後世に名を残したいほど。いったいどうしたのだろう。目もくらむような出来映えの作品が次々と放送された。 結果的に「火サス」ばかりがズラズラと並んでしまったけど、他の2時間ドラマを見なかったわけではなく、それだけ「火サス」に訴求力のある作品が多かったということであり、「火サス」番組プロデューサー・酒井浩至の健闘が光ったといえる。 ランキングのうち『ぬくもり』『だます女、だまされる女』は、どちらも演出・松島哲也、脚本・宇山圭子。このふたりも「火サス」が育てたコンビ。他にも坂上かつえ(脚本)の作品は目が離せない。こうして「火サス」は独自に演出家・脚本家を育成し、それが着実に実を結び層が厚い。このあたりは「火曜日の女」シリーズから一環としてサスペンスものに実績を重ねてきた小坂敬が「火サス」番組プロデューサーとして長年積み上げてきた成果が実を結んでいるともいえるのだろう。 |
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